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マンデリン50g
2011/2/24
私の焙煎基準にしているマンデリン。
なぜ基準にしているかというと、一度だけ奇跡の焙煎コーヒーに仕上がった事があるのです。
この味わいが忘れられない。
自分で言ってりゃ世話ないですが、ほんとに濃厚で完璧な味と香り。
こんな美味しいコーヒーは飲んだことがありません。
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香りは芳醇で、苦みも酸味も濃厚でバランスも完璧。
ものすごく分厚い、とにかく分厚い味で、しかも後味があり得ないくらいスッキリ。
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ほんとに神がかりのような美味しいコーヒーの味は、絶対に忘れない。
私のベンチマークとなっているのです。
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ただマンデリンは焙煎が難しい分類です。
そして、奇跡の焙煎以後、全く同じ味が再現できません。
それどころか、どんどん不味くなってきてしまいました。
実はずーっと、2ヶ月ほどの焙煎スランプに陥っていたのです。
その間、このマンデリンばかり手網焙煎してたのだけど
まったく美味しく仕上がらない!
味に雑味が入りまくったり、まったく薄っぺらな味になってしまったり・・・
苦しい。
いったいどうしちゃったんだ!
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きっと天狗になってしまったバチだ。
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でもこれを機会に、徹底的に色々な焙煎パターンを試していったのです。
そして、一月程前にようやくスランプから脱出しました。
苦しんだ分、今は毎日の焙煎が幸せでいっぱい。
最近は、モカばかり手網焙煎してたのですが、ほんとに久々
本日は、マンダリン焙煎しましたよ!
やはり私にとっては特別な豆なので、ちょっと神妙になります。
そんな時に限って?
あらら、電話が入ってしまいました。
最後の仕上げ前1分程。
電話片手に網をふってはいかんですね。
蓋をしたまま、熱がこもったまま、長めの仕上げとなってしまいました。
今回の味は、うん!なかなか分厚くて濃厚で美味しい。
でも、やっぱり最後の仕上げがダメだった。
後味にちょっぴり雑味があるかな・・・
手網焙煎は、最後に雑味を抜いてやるのが大切です。
十分美味しいんですよ!
でも、やっぱり奇跡の味を知ってしまうと残念なのです。
本日は、マンデリン50g
~1分半:火から5cmで初期焙煎
1分半~5分半:火から9cm 45病ごとに蓋を外して、熱抜き
二ハゼ
5分半~6分:火から13cm
6分~6分半:火から13cm 蓋はずし(仕上げ)
マンデリン G1(コーヒー生豆)
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産地:インドネシア
生豆は大粒で深い緑色。
なめらかなコクと芳酵な香りを持つ優秀品種で
ブルーマウンテンが市場に出てくるまでは世界一の評価。
生産量が少ないため高価。
焙煎のしやすさ | ★★☆ | 肉厚で大粒。含水量は多めで多少バラツキあり焙煎には少し慣れが必要 |
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オススメのロースト度合い
ライト | シナモン | ミディアム | ハイ |
– | – | – | ◎ |
シティ | フルシティ | フレンチ | イタリアン |
◎ | – | – | – |
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なめらかなコクと、味わった時の鼻に抜ける芳酵な香りを出せる焙煎を目指して欲しい
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欠点豆のピッキングについて:
ピッキング目安量は10%
虫食いは少ない
未成熟、納豆色、極小粒を中心にピック
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