Archive for 8月, 2011
新兵器!放射温度計で生豆の焙煎温度を計測してみる
2011/8/31
焙煎について久しぶりのコラムです。
やっぱり手網焙煎で煎ったコーヒーは、格別美味しいのです!
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手網焙煎というと、つい本格釜で煎ったより劣ると思い込んでしまいます。
自分も正直なところ、頭から業務用の焙煎釜には負けると思ってました。
しかしですね、誰も言わなかったことを言ってしまいます。
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「業務用の焙煎釜より、家庭コンロで手網焙煎した方が断然うまい!」
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しかも、例えばマンデリン生豆50g(4~5人分)の焙煎時間を
4分30秒くらいでオススメしてましたが、最近はちょっと違う感想というか、
新しい法則になってきています。
30秒短縮して、4分で仕上げても美味しいです!
しかも焙煎時間が短い方が、「あれ?失敗しちゃったかな?」といのが皆無なのです。
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大型の焙煎釜だと、何十分も時間をかける焙煎ですから
手網でも時間をかけて、じっくり煎ってしまいがちですが、これは間違いです。
手網焙煎で、長い時間をかけてじっくり煎ってしまうと、スカスカな味になってしまいます。
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さて、先ほど宣言してしまいましたが、なぜ焙煎釜より手網焙煎の方が美味しいのでしょう?
あくまで、自分の味覚で判断しているだけなので、皆さんへの説得力がないのが残念なところです。
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そこで、美味しい理由のヒントになるのではと、ずっと試してみたかった事があります。
それは、コーヒー豆の温度を確認すること。
でも、業務用の焙煎釜は温度計が付いているので普通にわかりますが
手網の中の豆温度はどう測ったらいいでしょうか?
オーブン用の温度計を網に放り込もうか?とかも考えましたが
豆がボロボロになりそうでイヤですよね。
ずっと悩んでいたのですが、やっと解決策発見!
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「放射温度計」という、ハイテクなものがありましたので早速導入したわけです!
温度を計測している位置をレーザーで確認できて、ものすごく便利でした。
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さて計ってみましょうか?
1.まずは、火にかけて1分ほどのコーヒー豆温度です。
豆温度:210度~220度
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この後、蓋をして2分ほど煎ります。
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2.そして蓋を取った直後の温度を計測
豆温度:250度~260度
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結果、予想以上の高温でした。
焙煎釜ですと、200度前後で煎っていきますが
今回、手網焙煎での最高温度は260度
コーヒー豆に相当のカロリーが加わっています。
(焙煎釜の温度はあくまで釜の中の温度なので、こんど豆自体の温度計ってみます)
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もっとデータを取っていこうと思っていますが
今のところ、確信しつつある法則は、
高いカロリー+短時間で焙煎する
です!
お家でデキル生豆ブレンド
2011/8/19
ちょっぴり前に新しい言葉が耳に届きはじめました。
「生豆ブレンド」
ネスカフェさんが、テレビCMで力を入れていたアレです。
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「それは面白そうだ!自分もやってみよう!」と思いつつ
やっと本日、自家製の生豆ブレンドコーヒーのできあがり。
といっても、ホント焙煎したコーヒー豆に、生豆コーヒーを足してミルして
いつも通り抽出しただけで、工夫がなくてゴメンナサイ。
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なんでこんな単純なことなのに、試すまで時間がかかったかというと。
→「まずいコーヒーになったらイヤだな・・・ 青臭くなりそうだし」という思い。
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まずいかもしれない!を乗り越えて、生豆ブレンドを試してみたのは
→「コーヒーの薬効」のため
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とここで、皆さんにとってもオススメな書籍があります。
↓↓↓
100ページ程しかない、薄い本なのですが、中身は濃いです。
コーヒーすごっ!!となるので、ぜひ読んでみてください。
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で、著者のお話によると、
現代はコーヒー生豆に火を入れて、焙煎して飲むわけですが
この焙煎によって、コーヒーが持つ成分や効用がかわってくるとのこと。
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ネスカフェが、生豆ブレンドすることで効用をうたっているのが
「コーヒーポリフェノール2倍」ですが、
このコーヒーポリフェノールは、火を入れて焙煎するとグンと減ってしまいます。
なので、
焙煎する前の段階で、コーヒー生豆に豊富に含まれている
「ポリフェノール=クロロゲン酸」を
体にいただこうというわけです。
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このメーカーさんの言う効用としては、
コーヒーポリフェノールは体に吸収されやすく、
美容の大敵、活性酸素と戦う力があるので、美しくなれるらしい(^_^)
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付け加えると、
メーカーさんが、大きく広報できない成分と効用的には、
●ショ糖
●トリゴネリン
●クロロゲン酸(ポリフェノール)
がコーヒー生豆の状態から抽出できるはずで、
クロロゲン酸は糖尿病、トリゴネリンはアルツハイマー病にいいらしいです。
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さて、最後に生豆ブレンドをしたお味ですが
なんと!美味しかったのです。
青臭くなると予想していたのですが、今回は全く気になりません。
薬として我慢して飲むレベルではなく、美味しいコーヒーとしていただけます。
焙煎も少し深めで、苦みの強い味になるはずだったのですが
生豆をブレンドしたことで、なんともマイルドな味となりました。
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これは面白い。
試してみてよかったです。
皆さんもぜひ美容と健康に生豆ブレンド試してみてください。
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data:
マンデリン50gを焙煎
マンデリン生豆10gをプラス