最近、トラジャ中心でお家焙煎してます。
このくらいがイイ加減?
はい、お家での焙煎は、ザックリな方の「イイカゲン」が、「良い加減」なのです。
基本を外さなければ、どう転んでも美味しいのですが
少し条件が違うだけで、味がかわるのが面白いところで、難しいところ。
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基本をはずさない「良い加減」
その日の違いを楽しめる「イイカゲン」
でいいんじゃないでしょうか?
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お家焙煎の基本は、とにかく短すぎないけど、最短の時間で仕上げること!
家庭コンロですと、「だいたい3分半~4分で仕上げる」です。(生豆50g)
業務用の焙煎釜ですと、豆の温度は200度ほどまでで、じっくり焙煎するのですが
手網のお家焙煎だと、蓋付き手網で260度程まで豆の温度を上げられます。
この時間内で好みの煎り加減に仕上げられるよう、皆さんの各々の
網と火の距離を編み出して欲しいと思います(^_^)
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このメリットを生かさない手はない♪
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実際、高温短時間で煎った、焙煎したてのコーヒー豆ほど美味しいものは無いです!
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ただ欠点は、色むらが出やすいこと。
とくに、今回のトラジャ生豆は、水分を多く含んだものと、カラっと乾燥したものと
両極端な生豆が混じってます。
短時間で仕上げると、当然仕上がりの色に差がでちゃうんですよね。
なので、色を均一にしようと長めに煎り時間をとってしまいがちなんですが
ご注意を!
ついつい、真っ黒い豆を量産してしまって、シブイだけのコーヒー豆になってしまいます。
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煎りムラに関係なく、50gで4分以内で納めてください。
「ムラは気にするな!」です。
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どうしても均一の色で、しかも美味しいお家焙煎にしたい!
という場合は、
やはりピッキングですね。
焙煎前に、水分の含み具合は見てわかりますので生豆の段階で分けてしまう。
または、
焙煎した後に、色の浅いのと、深すぎるのとを、はねてしまうのもありです。