本日、反省を生かして「めっちゃおいしいハワイコナに焙煎するぞ!」
(ショックのため一日お休みしました)
イメージを決めましょう:
濃い目といっても、深さは2ハゼ直後の少し深めにする。
豆の量を多めで、濃さを増す。
(生豆で+10gの合計60g)
さあ、前回の反省を生かして、ハワイコナのリベンジ焙煎いきます!
ハワイコナだからと、特別扱いせずいつものセオリーに従います。
高い豆だからと、丁寧にしすぎると失敗するのが前回のパターン。
●初期煎り
~1分半:火から5cm しっかり火と熱を入れます
(蓋なし)
乾いた豆で焦げやすいので、まんべんに火が回るようにします
この最初が肝心!
薄皮の量は中程度
●本煎り
1分半~5分半:火から10cm 蓋あり(だいたい45秒ごとに蓋を開け熱を逃がします)
4分15秒~5分30秒とやや長めの1ハゼ
●仕上げ煎り
5分半~6分半:火から12cm 蓋なし
2ハゼが始まったところで、終了
冷却します
とっても良い色
イメージ通りに焙煎が仕上がりました。
ハワイコナ生豆は粒も揃っているので、今回は焙煎後にハンドピックする豆もなく
思惑通り、多めの粉量を確保できました。
ガス強めです。
さて、味はどうでしょうか?
はい、大成功です!
すばらしく美味しい。
やっぱりハワイコナは濃い目で少し深めが最高ではないでしょうか?
上品なまま力強くなって、上質になります。
一口、口に含むと、最初にコクと少なめの酸味が舌を通り抜けると同時に
喉から鼻には「まるで草原のような」ほっとする香りが抜けていきます。
なんてすばらしい香りなんでしょう!
フルーティーだとか、ハーブだとか、簡単には例えられない
とても個性的でオリジナルな香りです。
魂があたたかい風に吹かれて、ふわふわと気持ち良く浮かび上がるような幸せ感。
後からじんわりと香るタイプではなく、この魔法のような液体を
口に含んだ瞬間から香るので、とても一体感があります。
そして香りを満喫していると、甘みと苦みの余韻が舌いっぱいに広がり
今度はその甘みが、舌の奥でじんわりと残ります。
このじんわりと残った甘みが、すぐに次の一口を味わいたいと誘います。
おかげであっという間に、一杯飲み干してしまいました。
少し冷めてくると、上質な苦みが最初から口いっぱいに広がる味わいにかわってきます。
いやーとてつもなく美味しい。
一つ次元の違う美味しさです。
手網焙煎仕立てで、温かいうちにドリップするからこと味わえる奇跡の味わいなのです。
きょうも幸せで一杯になりました。