一時期のスランプ期からずーっと、含水率多めの生豆を焙煎していたので
ひさびさ、このカラッとしたブラジル生豆を焙煎するのは、とっても新鮮。
本日ブラジル生豆100g
含水率が少なく、煎りで水分を飛ばす量が少ないですし
形や大きさもある程度均一なため、入門向き、初心者向きと位置づけています。
でも、久しぶりにこのブラジルを煎るとなると、ちょっと緊張・不安。
ほんと初心に帰ることができます。
今一度、高くなった天狗の鼻もリセットしましょう!
いつもの愛用「蓋付き焙煎手網」にブラジル生豆100gを入れてみると。
マンデリン生豆などと比べて、多く入っているように見えますよね?
その通りです。
重い水分の量が少ないブラジル豆は、軽いのです。
だから、100gを計量すると、量というか容積はとっても大きくなります。
.
「おーこれはいつもより一生懸命に網をふらねば!」
でも、そーですよね、初期煎りでわんさか出てきました。
ブラジル生豆の薄皮!
一生懸命、焙煎網を振るものだから、薄皮の舞もすさまじいw
これは久々にコンロ周りが賑やかに散らかりました。
ちょっとたまらず、火からはずして、フーっと薄皮を飛ばす。
(温度下がるのであまりしない方がいいです(^^;)
.
●初期煎り
0分~2分半 :火から6cm 水分少ないので焦げないよう、いつもより少し離しましょう
蓋は無しです
盛大な薄皮が出ますので覚悟してください
薄皮を出さないですむ、生豆の洗いもあるので参考にしてください
(自分は洗わない派です)
●中煎り(本煎り)
2分半~5分半:火から8cm 蓋あり 焙煎時間は短めです
4分半~5分で1ハゼ
蓋は45秒に1回はあけて熱を逃がします
●仕上げ煎り
5分半~6分半:火から12cm 蓋ははずします
5分半あたりから2ハゼ
6分半でモワっと煙です
火から外します
.
火からはずしても、残り熱で焙煎は進みますので、急ぎ目で冷却します。
ザル網二つを使って、交互にザラザラザラ~
冷却を兼ねながら、薄皮を取りつつ、煎りの良くない豆や、ピッキング漏れした
欠点豆を除去しましょう。
ドリップする分を、しっかり計っていただきましょう!
お味は、おっ!限りなくクセのないブラジル豆の味。
今回はちょっと雑味残っちゃったかな??
でも、さっぱりと、とっても飲みやすいブラジルコーヒーに仕上がりました。
幸せいっぱいなお家焙煎にきょうも感謝です☆