煎り網だけでの生豆焙煎に慣れてきたら、更に味への欲求が増すはずです。
・もっと上質で風味豊かな酸味が出したいな
・もう少し苦味を抑えたいな
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これらのコーヒーに対する夢を実現するには
1.望みの特性を備えたコーヒー生豆を選ぶ
2.コーヒー豆をブレンドする
という方向にいってしまいがちですが、「ちょっと待ってくださいね!」
焙煎の仕方、煎りローストの仕方でも、ぜんぜん違う味や香りが出せるのを試してみましょう。
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煎り網だけで焙煎をすると、やっぱり網ですから、炎の熱は生豆を通り抜けたら
それっきりどこかへ消えてしまいます。
より水分を飛ばしてカラッと仕上げたい、深くローストしたいと思うと
炎の直火だけに頼るので、どうしても炭焼き風の苦味や渋みが前面に出て
どの生豆を使っても、似たような味や仕上がりになってしまうのですね。
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そこで!煎り網に蓋を付けましょう!
用意するものは、
・アルミホイル
・クリップ
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1.まずはアルミホイルを煎り網より大きめにカットしてかぶせます
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2.煎り網の横面を覆うように形を整えてください
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3.焙煎中に吹き飛ばないよう、煎り網とアルミホイルをクリップで留めると
できあがり!
この蓋を取り付けることで、炎の熱がより多く生豆に活用されます。
蓋をしない場合に比べて、生豆の温度も上がってきますので
焦がさずに、より水分を飛ばし生豆の化学反応を引き出せるのです。
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ただ、煎りローストの具合が目で確認できないので
網だけ焙煎に慣れて、生豆が発する音で煎り具合が分かるようになったら
ぜひ、この次のステップ蓋付き焙煎に挑んでみてください。